寒い冬のお祭りに参加するときには、万全の防寒対策をしたいですよね。しかし、はっぴを着るときにどういった上着を用意したらいいかと悩んでしまう方も多いことでしょう。
はっぴには、被布（ひふ）コートと呼ばれる上着を身につけるのがおすすめです。今回は、冬のはっぴ姿にぜひ合わせたい被布コートの選び方や使い方について紹介します。
はっぴに合う被布コートってどんなもの？
被布コートというのは、和服にはおる上着の一種です。七五三で女児が着物の上に被布コートをはおったり、年末年始の訪問着の上から被布コートを着たりする姿を見たことがある方もいると思います。江戸時代には茶人や俳人が風流なイメージで着用したり、火消しが冬の防寒対策として着用したりしたといいます。
被布コートを着物姿やはっぴ姿の上に着ればぽかぽかと暖かくなり、冬の和装をより楽しむことができるのです。
被布コートにはどんな種類があるの？
ほとんどの被布コートは膝までをおおう丈の長いものになります。フロントはボタンで留められるようになっていて、おしゃれに身に着けられるのが嬉しいですね。
被布コートにはスキーウェアのような素材が使われた防水タイプのものもあります。カッパ代わりになる被布コートを身に着ければ雨の日や雪の日でも安心してお祭りに出られます。
はっぴにはどんな被布コートを合わせるべき?
被布コートを選ぶときには、デザイン性にもこだわってみましょう。オーダーメイドの本染めの被布コートに家紋や団体名などを染め抜いて身につけるという方も多いものです。寒さに強いポリ生地やビニール生地のものでも、カラフルな和風の絵柄が入っていることが多いので、好みのものを選んでみてくださいね。
被布コートの襟はスタイリッシュに立てて着るのもおすすめです。ベロアやファーを襟元に施した被布コートを選べばポカポカと暖かいですし、おしゃれなイメージになりますね。
被布コートは、寒い冬のはっぴ姿をポカポカと温めてくれる強い味方です。冬のお祭りにはぜひ被布コートを取り入れて、寒さから身を守りましょう。
被布コートにはおしゃれなデザインのものもたくさんあるので、お気に入りの1着を見つけてみてくださいね。
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