秋は紅葉を楽しむことができる季節です。さまざまな場所で美しい紅葉を眺めることができますが、中には自然豊かな場所で紅葉を見るために、登山をされる方もいるかもしれません。
ただし山に入る際にはいくつかの注意点があるため、ある程度の準備をして登山することをおすすめします。
過ごしやすい気候だからと何も準備をせずに登山をすると、事故につながるかもしれません。
ここでは、紅葉を見る為に登山をする時の注意点についてご紹介したいと思います。
注意点① 山は天気が変わりやすい
よくいわれることですが、「山の天気は変わりやすい」ということをしっかりと頭に入れておきましょう。
出かける時は天気が良くても登山の途中で天気が変わることがあり、突然雨が降ることもあるので注意が必要です。
このような山の特徴を事前に知っておけば、登山に出かける際に十分な準備をしておくことができます。
折りたたみ傘などは荷物にならないので便利ですが、山は強い風が吹くこともあるので、傘をさすのが危険な場合があります。
雨具を携帯するなら、雨合羽やレインコートなどが良いでしょう。
これなら、両手があくので登山の時でも安心です。
注意点② 山は気温の変化が激しい
紅葉の時期は過ごしやすい季節であることから、登山の際に薄着をされる方もいるかもしれません。
しかし、山の中は日向と日陰では温度差があり、山の高さによって気温の変化が激しくなります。
また登山は汗をかきやすく、気温が下がった場合に体が冷えることもあるので、厚手の上着を準備しておくと良いでしょう。
どうしても荷物を増やしたくない場合には、登山用のコンパクトで保温性が高い上着などが市販されているので、登山の際に前もって購入しておくことをオススメします。
使い捨てカイロを携帯しておくと、荷物にもならず急な気温の低下に対応することができるので便利です。
注意点③ 秋は日没が早く、すぐに辺りが暗くなる
秋は夏と比較すると日没が早く、登山の最中に辺りが暗くなりやすいということも注意点のひとつです。
紅葉を見ることができる「登山が可能な山」は、都心から少し離れた場所にあることがほとんどです。
紅葉をじっくりと時間をかけて楽しみたい場合には、できるだけ早めに出かけるようにすると良いでしょう。
また、太陽が沈んでいなかったとしても山の中は木が茂っていることから、辺りが暗くなり視界が妨げられる場合があります。
懐中電灯などを携帯しておくと、足元の安全を確認しながら歩くことができるので安心です。
大自然の中で眺める紅葉は、格別な美しさと癒しを感じることができます。
登山をする場合には、山の注意点を踏まえてさまざまな準備をしておくことが紅葉を楽しむポイントです。
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