紅葉は眺めるだけでも楽しいものですが、そのほかにもさまざまな楽しみ方があります。
そのひとつが、紅葉をスケッチすることです。紅葉の時期は、色鮮やかな葉をさまざまな色の絵の具を使って表現することができるので、スケッチをより楽しむことができます。
ここでは、紅葉をスケッチする時の3つのポイントをご紹介したいと思います。
絵の具の色の選び方でクオリティが大きく変わる
辺りの風景や木々などを鉛筆で描いた後、水彩絵の具でスケッチしていきますが、絵の具の色の選び方によって、紅葉の色あいが大きく左右されます。
絵の具の良さは色を混ぜ合わせることで、紅葉の美しさを表現しやすい点です。
紅葉をスケッチする時、多くの方が赤の絵の具を選ぶと思いますが、赤のみではなく少し黄色や茶色を混ぜてみましょう。
ほかの色を混ぜることによってより自然な紅葉の色に近づきます。
紅葉は光の加減で違った色の見え方をするので、感性豊かにスケッチすることで、味のある紅葉の一場面を残すことができます。
絵の具の色の塗り方は「薄い色を重ねる」こと
水彩絵の具によるスケッチは、クレヨンやポスターカラーと違って、絵の具に加える水の量で紅葉の繊細な濃淡を表現することができます。
この特徴を生かしたい場合、はじめから濃く色を塗ってしまうのではなく、薄い色を少しずつ塗り重ねていくというように、色の塗り方を工夫すると良いでしょう。
また絵の具の特徴として、はじめに暗い色を塗ってしまうと、その上から明るい色を塗ることができません。
失敗をさけるためにも、はじめは薄い色から塗り重ねていくことをオススメします。
その後で、少しずつ色を塗り重ねていき、最後に暗い色を塗ると良いでしょう。
絵に立体感を出すためのワンポイント
スケッチをする時の大切なポイントが、絵に影をつけて立体感を出すということです。
陰の有無だけで、スケッチの仕上がりが大きく変わります。
たとえば、紅葉を目にする時に太陽の光が右から射している場合、左側に影ができます。
このように左側に影ができている場合、その部分を暗めの色の絵の具で塗りましょう。
絵に立体感を出すのは上級者への道の第一歩です。暗めの色を使用する場合は、前述した通り薄い色から塗り重ねていくことを忘れずに。
紅葉の写真を撮っておくことで、後から紅葉の美しい景色を振り返ることができますが。
スケッチをすることで、写真とはひと味違う、味のある紅葉の美しさを残すことができます。
スケッチをする時のポイントを掴んで、表現豊かにスケッチを楽しんでみてくださいね。
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