瀬戸内に浮かぶ小さな島、男木島はひそかに人気を集める観光スポット。
「猫島」や「芸術島」としても知られる男木島には、まさにこの世の楽園といえる光景が広がっています。
いったいどんなスポットなのか見ていきましょう。
香川県の男木島ってどんなスポット？
男木島は高松港の北約7.5kmに位置する、外周が5km弱という小さな島です。
高松からフェリーに乗り、男木島と対になる女木島を経由して約40分で島へと降り立つことができます。
島内は平地があまりなく坂や階段が多いので、少し高台に登れば海を望むステキな景色が待っています。
香川県の男木島で猫と過ごすステキなひととき
男木島は、猫好きの観光客が全国から足を運ぶほどの「猫の島」として知られています。
島へ到着してフェリーを降りるとさっそく、人懐こい猫たちと触れ合うことができますよ。
男木島の中でも特に日当たりの良い船着き場や漁港周辺、過ごしやすい豊玉姫神社などは、特に猫の集まりやすいスポット。
甘え上手な猫たちと過ごす、楽園でのステキなひとときを満喫しましょう。
猫と過ごすときには、勝手にエサやりをしない、ゴミのポイ捨てをしないなどのマナーをキチンと守ることが大切です。
香川県の男木島島内には前衛的なアート作品が点在する
男木島はさまざまなアート作品を鑑賞できる、芸術の島としても有名です。
かつて瀬戸内国際芸術祭の会場となったことから、島内には14もの前衛的なアート作品が点在しています。
現在男木交流館として利用されている建物は、さまざまな言語がデザインされているという白い屋根が印象的。
ほかにも集落のあちこちにパッと目を引くようなアート作品が設けられていて、散策する人の目を楽しませてくれます。
男木島の豊玉姫神社の高台から瀬戸内を望む
豊玉姫神社は、日本神話に登場する「豊玉姫」に由来する歴史ある神社。
地元の人からは「玉姫さん」と呼ばれ、「島の人に難産は無し」といわれるほどの安産の神様として信仰を集めています。
石段を登ってたどり着く境内からは、穏やかな瀬戸内海の絶景を一望することができますよ。
御影石造りの男木島灯台へ足を伸ばす
男木島の北端に建つ男木島灯台は、山口県の角島灯台と並び、日本でたった2基しか存在しないという、珍しい「無塗装」の灯台。
総御影石造りの灯台は長年の潮風にさらされても劣化することなく、美しい姿を保っています。
船着き場から灯台までは徒歩で30分程度かかりますが、潮風を感じながらぜひ足を伸ばしてみましょう。
さまざまな魅力を持つ男木島は、一度は訪れておきたいステキな観光スポット。
男木島の深い歴史や文化を感じたり、可愛らしい猫と触れ合ったりと、島の豊かな風情を楽しんでみましょう。
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