香川県　香川大学ほうきの会　様

早朝まだ街が起きだす頃、あちらこちらから黄色いウェアを着た人達が集まり、あいさつを交わしながらそれぞれにほうきを持って掃除をしている。
誰に言われるでもなく、ひたすら掃除をするカッコイイ人達を今回インタビューさせていただきました。

 

おそろいのウェアを作ることで、なにより一体感と連帯感が出来た！

■お掃除活動を始めたきっかけを教えてください。

10年前に、大学のご近所に住む牟禮（むれ）さんが始めました。早朝、石清尾八幡宮（おはちまんさん）にお参りに行く途中に香川大学があり、落ち葉や草が気になって、ひとりで掃除を始めました。
やがて大学と地域の方も賛同してくれ、掃除の輪が広がっていきました。みんな無心で気持ちの良い心の持ち主が集まってくれることは、本当にありがたいことです。

■今回お揃いで作ったきっかけについて教えてください。

お掃除活動も10年目を迎えて、お掃除仲間で新年会を開いた時に デザイナーの藤本 誠氏より　『お揃いをつくると、分かりやすい！みんなの意識にまとまりが生まれる！ 私にも出来るかも！と思ってもらえるに違いない。』というご提案をいただきました。

香川大学のご協力も得て『ほうきの会』のオリジナルウェアを作ろうということになり、デザインは藤本氏の全面協力のもと制作することになりました。

■ユニフォームの反響はいかがですか？

黄色が目立って元気が出ます！何よりお掃除仲間に一体感と連帯感が生まれました。
惹きつけるような分かりやすいデザインもあり、これまでは人で認識をしていましたが、今では黄色でだれがどこにいるかが一目で判断できます！

 

■ラブ・ラボさんは電話でも問い合わせ出来るから良かった。

「対応もよく、仕上がるまでの期間も早く満点です。初めに制作を考えたときに、ホームページも見たけど電話でも聞いてみようと、事前にいろいろ話を聞けたので安心しました。 ホームページだけでなく、電話や実際のお店でいろいろと聞けるし、フォローしてくれるのがすごいね！ これからもよろしくお願いします｡」と、大学事務局の高嶋さんにもお褒めの言葉をいただきました。

インタビューをさせていただく中で、『ボランティア』というよりも、参加している地域のみなさん、学生さん、大学の職員さんたちの毎日の生活に自然と『ほうきの会』があるのだなと感じました。
黄色のオリジナルポロシャツ・オリジナルブルゾンを目印に、今日も元気なあいさつと優しい笑顔がいっぱいの『ほうきの会』のみなさん。インタビューさせていただくこちらまで元気と優しさのお裾分けをいただきました。ありがとうございました。